複合酸化物顔料 (CICP)

製造工程


原料混合

各原料が決められた比率に基づき電子計量器で正確に計量され、均一に混合されます。

焼成

混合された原料はこう鉢に盛られ、高温で焼成されます。焼成温度は製品毎に異なり、およそ800℃から1400℃で焼成されます。このときに混合原料は化学反応を起こし単一の複合酸化物を生成して発色します。

粉砕

焼成後、乾式や湿式等の最適な粉砕機で各ユーザーから要求される粒度に整粒されます。サブミクロンオーダーの粒径管理が行われます。

調色

製品毎に設定された標準品の色相へ調色されます。色相の評価方法はお客様の用途に合わせて塗料分散、樹脂成形、ガラス焼付けなど様々なバインダーへ顔料を分散させた試験片を作成して行います。原色、希釈色、隠蔽性など様々な角度から色を評価します。

検査

品質保証のための様々な検査が行われます。

出荷

検査に合格した製品は指定された梱包形態に梱包され、お客様のもとへ出荷されていきます。